ブレイズ様からの投稿ショートストーリー。
「狂悶叫枷-URA-」
投稿ありがとうございました!!

薄暗い空間に響き渡る複数の甘美な声…
しかしなにか物足りない気がする
そう…甘い声などはいらないのだ。
苦悶、苦痛、悲痛、反抗…そしてそのなかに戸惑いながらも垣間見える悦楽の感情…
それが全くないのだ。
どの家畜も今となってはただの純朴な奴隷となりさがっている
…つまらん
そう呟きながら調教室の扉を開ける
そこには助手のマリナが家畜どもに餌を与えているところだった。
「先生、おはようございます」
「あぁ。」
マリナが餌を与え終えると付けていたペニスバンドを家畜の中に深く突き刺した



「ふ ぎゃぁー!」
家畜はおおよそ人間のものとは思えない悲鳴をあげている
「ふはい!ふごくふはひのぉ〜!」(深い!すごく深いのぉ)
「ほ〜ら、このおおきなお○んちんもいじってあげる」
「ふぎょお!?」
普通は飽きた家畜は闇ルートに売りにだすか処分するのだが…
以前、マリナはそれを嫌がって俺に家畜を飼い続けるなど意見してきたことがった…
今ではこのありさまだ、養育費がないわけではないのだが…
「先生。」
「どうした?」
「もっとぉ!」
「五月蝿いな…マリナ、ふさいどけ」
そういうとマリナはディルドーを口へつっこむ
「んふふ…いい子だから少し静かにしてましょうね」
「しずかにするからチンポください 〜」
やれやれ…ここまで落ちきると面白みにかけるな…
「それで…なんだ?」
「はい、ナンバー4のコなんですが…」
「お前のお気に入りか…」
「えぇ…少々面白いことを考えましたわ」
「…ほぅ」
「うまくいけば明日…」
「最近面白みに欠けていたからな…付き合ってやる」

ここへはもう用はない…自室へと帰る途中俺はだらし無くよだれをたらしてよがり狂う家畜どもを眺めてみる…

一定の感覚で電流を流されているもの、バイブを固定されて悶え続けているもの、蝋で全身覆われているもの…マスクをつけてだれだか判別のできないもの…
調教誤のことは俺はまったく関与していない…
つまりすべてマリナがこのような処置を設けているのである…
「あの女の考えることはわからんな…」
そう誰に言うわけでもなくつぶやいた俺に甘い声が向けられた

「あぁ…ご主人さまぁ…もう3ヶ月もおちん○んをいただいてません…お願いですぅ…この卑しいメス豚におち○ぽくださぃぃ…
「…俺は壊れきったおもちゃに興味はない…一生そこでおとなしくしていろ…」
「そんなぁ…ご主人さまぁ〜」

…気分が悪い、ここに住まわせてやってるだけでもありがたく思え。

「マリナが言っていた余興とは何だったのだろうか…?」
まぁいい。
明日になればわかることだ…
そんなことを考えながら殺風景な部屋の片隅にあるベットで眠った…。

翌日…

「…い」
「…せい」

ん?

誰かが俺を呼んでいる…

「先生、約束の時間が来ましたわ。」
「…マリナか。」

今朝方嫌な夢を見た。
昔俺が「母」と呼んでいた女の夢…
俺を捨てどこかの男の奴隷となっていった女…
もう久しく忘れていた。
なぜ今頃…

「先生?」
「…」
「どうなさいました?顔色が優れないようですが?」
「…なんでもない、それより約束の余興とは…」
「今わかりますわ。」

俺はマリナに導かれるまま応接室に入る。

そこには1人の見知らぬ女がいた。
顔つきはキツそうなカンジだがなかなかの美人だ。
年のころは…20代後半から30代前半といっったところか…

「だれだ、お前は。」

「それは私から説明しますわ。」
そうマリナは口を開いた
「彼女はあかねさんおお母様ですわ。」
「あかね?誰だそれは…」
そんな名前に聞き覚えはないのだが…
(ナンバー4ですわ)
小声でマリナが耳打ちする
(おい)
(なんですか?)
(どういうことだ?)
(ふふふ…)
マリナは身の毛がよだつほど冷ややかな微笑をする。

「あ…あのぉ…」
「なんだ?」
「娘が…あかねがここにいると…」
「しらんな。」

「コレを」
マリナは1通の手紙を俺に手渡した。
「?」

=おかぁさんへ=

あかねです。
2年も連絡しないでごめんなさい。
2年前部活の帰り、暴漢に襲われそうになった私はある男性に助けられました。
最近の若者は根に持つ、うかつに外をあるけはしないだろうと言われ、それ以来わたしはその男性にかくまっていただいたのです

…なんだこれは?
おそらくマリナが描いてこの女のもとに送ったのだろう…それ以降を見るのもバカらしくなってきた…

「ほう…」

「あなたがその男性なのですか・・・?」

「奥様、話は後でもいいでしょう…ますは娘さんに会ってみては?…こちらにいらしてください。」

「は、はい!是非」

…コイツ…俺より悪党なんじゃないのか?


アリナはアカネとやらがいる家畜小屋へ女を案内する…

「さ…娘さんですよ。」

「?!」

オンナは声にならない声で短い悲鳴を上げた。

「あかね!?…いったいこれはどういうことですか?!」


「どうもこうもない、俺が家畜として飼ってやっているだけのことだ。」

「ひどい…」
「どうです?おかぁさま、2年前よりずっと女らしくなっていませんか?」
「む、娘を返して!この悪魔!」

悪魔か…面白いことを言う。

「胸だってほら…こんなに大きくなって。」
「か…カギが…カギをよこしなさい!娘を…娘を返して!」

「どうです?毎日お薬をあげているから胸も感度もケタ違いに向上してますわ。」

「くっ…警察に…」
女は携帯電話を取り出し即座に電話をかける…


「つ・・・つながらない…」

「あたりまえだ、ここは完全に電波をシャットアウトしてるんだぜ」
「さ・・・おかぁさま、あなたも娘さんと一緒にここで暮らすんですよ〜。」

「なにをいって…あぅ?!」

なんの前触れもなしに女の腹部にスタンガンを押し当てるマリナ。

女は野その場で崩れ落ちた…

「あぁ先生、コレからが見せ場ですわw」

…何をやらかそうとしてるんだ?この女は?


「あぐわぁ?!」

気を失っていた女は再び電気ショックで起きた。

「ふふふ…いい顔ですわ。」

「マリナ」

「なんでしょうか?」

「余興とはこのことなのか?あいにくと俺は年増を調教する趣味はないぞ?」

「あせらずに…これからですわ。」

「あぐぅ…なぜこんなことを…やめて!私が何をしたというの?!」
「余興のため…かしらね?」

「さぁ、いらっしゃい。」

マリナは奥の部屋からあかねを連れてきた…


「いやぁーーーーーーーー!」

するとどうしたことか今までSEXのことしか頭になかったあかねが急に叫びだした。

「おかぁさん!?なんでここにぃ?!」

「あかね…うぐっ…」

「いやぁーーー!やめろぉ!見ないで!私をみないでぇええええええええ!」

「畜生!この鎖をはずせ!はずせったらぁ!」

…そうか…実の母親の前で自我をとりもどしたのか…

「先生?お気に召されましたか?」
「あぁ、まるで調教する前のように威勢がよくなったな。」
「先生が壊れきったおもちゃには興味がないっておっしゃってたから…なおして差し上げましたわw」
「フハハ…これは楽しめそうだ。」

「どれ…母親ともども調教してやろう。」

ん?

こいつは驚いた。
この女もフタナリだったのだ。

こういうのは遺伝するものなのだろうか…少しばかり興味がわいてきたりする…

「私を…どうするんですか…?」

「こうするのさ」

立派にそそり立つ女の肉棒にいきなり鞭の洗礼をかます。

びしい!

「ひいいいいい!?」


「あ…がぁ…い、痛い・・いたいいい・・・・」

「そりゃぁそうだ、神経のかよう場所にこれだものな。」

ビシイ!

「ぅぎゃぁああああああああああああああ!」

さらに数発鞭でしばく

「こ…こんなことが許されて…ぎゃぁ!?」

今度はマリナが女の胸に鞭の洗礼をかます。

「あがぁ…はぁ・・・はぁ…」

「か、かぁさん…」
あかねは目の前で苦痛に顔をゆがめる母を見てすでに泣きじゃくっていた。

「ンククク…ハハハ…」
横でマリナが笑い出す…
「アッハハハハハハハ!」
「コレよ!コレが見たかったのよ!実の親子の前で痴態をさらしあう!サイコウじゃないですか!!!」

とんでもない悪党もいたものだ。

…まぁそこが気に入って助手にしてやっているのだが。

それから何分…いや、何時間たったのか…
すっかりこの親子はSEXのことしか頭にないジャンキーになりさがってしまったようだ…
「へはぁ〜はひゅっ、はひゅっ…ひもちいいころしてへぇ〜」

こうなってしまっては面白くもなんともない

この親子はもう俺を満たしてはくれんのだろうな…



「フン…つまらん。」
「一生そこで仲良く交尾でもしていろ、」


「先生?もういかれるのですか?」

「あぁ…次の家畜を探してくる…そいつらは捨てるなり買うなり好きにしろ。」

「んふふ…あきっぽいヒトですこと…」


…女なんて調教すればいくらでも思い通りになる…
親子の絆なんてものもこんなものなんだろう…

あいつだってそうだ…
あいつだって…



畜生、なんだって今頃あの女のことを思い出すんだ…

おれはありったけの苛立ちと憎しみを込めたこぶしをドアに突きつけた…



「あぁ…あかね…私の愛する娘…あなたがそばにいてくれるのなら…お母さん、何にも要らない。」


二人いつまでも一緒よ…


薄暗い闇の中からかすかにそんな言葉が聞こえてきた。


終わり